奈良県が推進するオープンイノベーションプログラム「Dive+Su Meetup(ダイブツ・ミートアップ)」に、株式会社Tale Navi(Kurabi)が採択されました。奈良県観光力創造課とタッグを組み、約3カ月にわたる実証に取り組んだ成果を、2026年2月16日に奈良商工会議所で開催された成果報告会にて発表しました。

背景・経緯
奈良には歴史・文化・職人の技など、世界に誇れる資源が数多く存在します。しかしその多くは「見る観光」にとどまり、旅行者が深く関与できる機会が限られていました。
奈良県観光力創造課が抱えていた行政課題は「奈良の歴史文化×体験を軸にしたテーマ別観光の共創」。訪れるだけでなく、奈良の暮らしや文化を体感し、地域に滞在・周遊するきっかけをつくることが求められていました。
Kurabiはこの課題と自社のビジョンが一致していると判断し、本プログラムへの応募を決定。採択後、県の担当者と密に連携しながら共創プランの設計・実証に取り組みました。

取り組みの内容
Kurabi×奈良の暮らし体験による周遊・滞在促進
Kurabiが提供する体験型観光プログラムを活用し、旅行者が奈良の「暮らし」に触れる機会を創出。単なる名所めぐりではなく、茶筅づくり・書道・発酵食など地域の文化・産業を「体感」するコンテンツを通じて、周遊・滞在を促進する仕組みを設計・実証しました。
解決策の核となったのが、KurabiのプラットフォームJoin on the Go(JOG)です。JOGは当日・翌日・翌々日という直前予約に特化した体験予約の仕組みで、「今すぐ奈良で何かしたい」というインバウンド旅行者の需要に即応できます。奈良県観光力創造課と連携し、JOGを通じた体験予約の促進を共に推進。旅行者が観光地に到着してから体験を探すというリアルな行動パターンに合わせた導線を設計することで、奈良における周遊・滞在時間の延長につなげる取り組みを実証しました。
成果報告会での発表
2026年2月16日、奈良商工会議所にて開催された成果報告会に、奈良県観光力創造課とのチームとして登壇しました。県内外から約60名が参加するなか、約3カ月の実証成果と今後の展望を発表。終了後の交流会でも多くの参加者から関心が寄せられました。
今回の取り組みは、行政と民間が対等に課題解決に向き合う「共創」の一例として、奈良発の官民連携モデルの確立にも貢献しています。
代表コメント
奈良県さんとの共創は、私たちにとって単なる事業採択以上の意味がありました。行政の方と一緒に「体験が地域を動かす仕組み」を設計する過程で、Kurabiが目指す姿がより具体的になったと感じています。ファンをつくることが文化を守ることになる——その確信が、今回の取り組みを通じてより深まりました。
コメント者 | 会社名 |
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鬼木 翔平(代表取締役) | 株式会社Tale Navi |